危険物
一般品目の中には、機内で危険物とみなされるものがあります。下記のツールをお使いいただくと、お持込みいただけない品目(リコール対象品を含む)と、制限付きでお持込みいただける品目をご確認いただけます。危険物に関する規定についての詳細を読む。
項目を選択
危険物とみなされる物品を携行してのご旅行には規定があります。次のご旅行の前に、機内にお持ち込みいただける品目と、お持ち込みいただけない品目(リコール対象品を含む)をご確認ください。まずは上記のカテゴリーを1つ選択してください。
お探しの物品が見当たらない場合は、「壊れやすいもの」のページまたは「スポーツ用品」のページで取り上げている場合があります。
雪崩用パック
100ワット時までのリチウムバッテリーを装着した雪崩用パックは、受託手荷物または機内持込み手荷物に入れることができます。雪崩用パックを受託手荷物として預け入れる場合は、バッテリーを取り外してください。パックは係員による検査と承認を受けてからでないとお預かり/持込みできません。
区分1.4s(火薬類)および二酸化炭素を含む雪崩用パックは、受託手荷物または機内持込み手荷物に入れることができません。
バッテリー
以下の電池は、受託手荷物および機内持込み手荷物に入れることができます。ショート(短絡)を防ぐために必ず梱包してください。
- AA-9V
- AAA
- C
- 炭素亜鉛
- Dアルカリ
- ニッケル水素
- 酸化銀
リコール対象のバッテリー、破損したバッテリー、欠陥のあるバッテリーは機内にお持込みいただけません。
仕様
ご搭乗の前に、持込もうとしているバッテリーの仕様をご確認ください。
バッテリー容量がワット時(Wh)で表示されない場合は、バッテリーの電圧(V)にアンペア時(Ah)の容量を掛けてください。
(V)x(Ah)=(Wh)
容量がミリアンペア時(mAh)で表示されている場合は、この数値を1,000で割ってアンペア時(Ah)とします。アンペア時がわかったら、最初の計算を使ってワット時を求めます。
(mAh)÷ 1,000 =(Ah)
リチウムバッテリー
リチウムバッテリーを装着した個人用機器は、受託手荷物および機内持込み手荷物に入れることができます。バッテリーは100ワット時未満である必要があります。
機内持込み手荷物
- 最大160ワット時のリチウムバッテリーを2個までお持ち込みいただけます。
- 取り外し可能なリチウムバッテリーは取り外しておいてください。バッテリーはそれぞれのカバーに入れてください。バッテリーは元の商品梱包材、ビニール袋、保護用袋に入れてください。あるいは、剥き出しの端子にテープを貼って絶縁してください。
- 予備のバッテリーは、硬貨、鍵、宝石類などの金属に接触しないようにしてください。バッテリーを破損、破裂、圧迫しないようにしてください。
受託手荷物
- 下記はお持込みいただけません。
- 電子タバコまたは個人吸入器
- モバイルバッテリー(「スマートバッグ」内蔵のものも含む)
- 取り外し可能なリチウムバッテリー
- 機内持込み手荷物をゲートで預ける場合は、リチウムバッテリーおよびモバイルバッテリーを取り除く必要があります。
リチウムバッテリーの梱包についての詳細は、米国運輸省のAir Travel TipsのページおよびFAAのウェブサイトをご覧ください。
日本発着のご旅行
日本国土交通省(MLIT)のウェブサイトをご覧ください。
ドライシッパーおよび液体窒素
通気性のあるバッグであれば、液体窒素は受託手荷物や機内持込み手荷物に入れることができます。感染性の物質などの別の危険物とともに入れることはできません。ドライシッパーに充填された液体窒素のみ輸送できます。
ガソリン式の道具および機器
ガソリン式の道具および機器は以下の場合に限り手荷物に入れることができます。
- 新品であること
- 燃料源が取り外してあること
- 燃料を処分し、燃料処分を実施した会社が発行した文書を提出する必要があります。
家庭用品
家庭用品には、可燃性または腐食性のものがあります。下記の品目は、受託手荷物としても機内持込み手荷物としてもお預かりできません。
- スプレーペイント、家庭用洗剤、殺虫剤などのエアゾール類
- 漂白剤
- 排水溝用洗剤
- エポキシ樹脂
- 燃料
- ジェル燃料
- 接着剤
- 殺虫剤
- 万能マッチ
- ペンキ類(一部のみ)
- トーチライター
- スプレー式洗濯のり
医療品または化粧品のエアゾール缶は以下の場合に輸送できます。
- 受託手荷物に入れる場合は1容器あたり450g(16オンス)まで
- 機内持込み手荷物に入れる場合は1容器あたり85g(3オンス)まで
車両、ホバーボード、人が乗って走れるスーツケース
乗り物のように使用するために作られたデバイスはお預かりできません。例えば以下のようなものが含まれます。
- ホバーボード、エアボード、スケートボードなどのスマートバランスホイールおよびボード
- セグウェイなどのセルフバランスの車輪付きデバイス
- e-bikeなどの電動アシスト自転車
- バイクまたはオートバイ
- 電動スクーター
- 人が乗って走れる電動式スーツケース
ライフジャケット
ユナイテッドでは、お客様1名あたり膨張式ライフジャケット1着までを、受託手荷物または機内持込み手荷物としてお預かりします。ライフジャケットは二酸化炭素で浮袋を膨らませる方式のものに限ります。また、二酸化炭素カートリッジは受託手荷物に含める必要があります。
また、以下もお預かりいたします。
- ライフジャケット用の非引火性小型ガスボンベ2個
- 予備の小型カートリッジ2個
ライフジャケットに照明装置や照明弾が装着されている場合は取り外してください。
ご質問やご不明な点がございましたら、ユナイテッドカーゴまでお問い合わせください。
ライター、マッチおよび電子タバコ
TSAでは以下を許可しています。
- 一般的なライター(機内持込み手荷物)
- 電子タバコよび個人吸入器(機内持込み手荷物または身の回り品)
以下はお預かりできません。
- トーチライター
- 電子タバコおよび個人吸入器(受託手荷物もしくはゲートでの預け入れ手荷物)
機内およびユナイテッドクラブでは、電子タバコおよび個人吸入器を充電または使用できません。
北京発のフライトでは、マッチおよびライターの持込み(預け入れ/機内持込み)は一切禁止されています。
日本発のフライトでは、MLITはライターの機内への持込みをお一人様1個に制限しています。燃料が吸収材に吸収されているものを除いてオイルライターは禁止されています。
移動補助器具
受託手荷物に加えて、車椅子または補助器具を無料でお預けいただけます。旅行中の車いすのサポートについて詳しくはこちらをご覧ください。
電動ファン付き呼吸用保護具
PAPR器具は火災を引き起こす危険があるため機内でお使いいただくことはできません。
PAPR器具は受託手荷物または機内持込み手荷物としての輸送は可能です。必ずバッテリーを取り外して保管してください。
リコール対象品目
リコール対象品目の中にも、適切に梱包されていれば機内にお持ち込みいただけるものもありますが、大部分はそうではないため、リコール対象品はご自宅に置いてご旅行ください。
リコール対象品であるためご旅行にお持ちいただけない品目の例:
FAAのウェブサイトに、リコール対象品および危険物の全品目が掲載されています。また、リコール対象品の適切な梱包方法についての情報もご覧いただけます。安全な梱包方法についての詳細はこちら。
スキューバダイビング用タンク
ダイビング用品またはスキューバダイビング用品一式が収納されたダイビングバッグ1個を受託手荷物としてお預けいただけます。詳細はスポーツ用品の一覧でご覧ください。
スマートバッグ
通常、スマートバッグには機能を動作させるためのリチウムバッテリーが内蔵されています。バッテリーは取り外し可能なものである必要があります。手荷物をお預けになる前あるいは機内へお持込みになる前に取り外しておいてください。
スタンガン
動力源が取り外されている場合に限り、スタンガンを受託手荷物としてお預けいただくことはTSA(運輸保安局)により認められています。
連邦法では以下の物品の搭載は認められていません。
- 燃料を含むキャンプ用品
- 防御用スプレー(メース、唐辛子スプレー、催涙ガスなど)
- 花火、火薬、照明装置、照明弾、ノベルティアイテムなどの爆発物
- 火を使わない発熱材入りインスタント食品(MRE)
- 緩衝装置
- テーザー銃
危険物についての詳細については、下記の各機関のサイトをご覧ください。
- 米連邦航空局(FAA):PackSafe
- 米国運輸保安局(TSA):What Can I Bring?
- 米国運輸省(DOT):Air Travel Tips