2025年に訪れるべき25の旅行先 | ユナイテッド航空

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正方形のグリッドに並べられた複数の異なる場所のスナップショット。

2025年の旅行先を選んでください。写真は複数の提供者によるものです。

2025年に訪れるべき25の旅行先

新年は、リセットの時期でもあり、自分にとって大切なものを見つめ直すチャンスです。その大切なものの中に「旅」があるなら、2025年は、その夢を実現してみませんか。ユナイテッド航空では複数の新路線が就航し、世界の人気都市へのご旅行がこれまで以上に便利になりました。まだ知られていない秘境を探訪するのもよし、懐かしい場所を再訪して新たな思い出を作るのもよし。2025年に訪れるべき25の旅行先をご紹介しましょう*。


*一部の目的地へのご旅行には、外国政府の承認が必要となる場合があります。

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1. モンゴル、ウランバートル

モンゴル弓を楽しみ、遊牧民の伝統を体験しよう。

緑と木々に覆われた山々と谷。
モンゴルのゴルヒ・テレルジ国立公園。写真提供:Shutterstock

息を呑むほどに雄大なボグド・ハーンの山々に囲まれたウランバートルは、偉大な遊牧民の伝統が息づくユニークな旅先です。毎年夏に開催されるナーダム祭では、迫力満点のモンゴル弓や競馬、伝統音楽の演奏などを楽しむことができます。ゴルヒ・テレルジ国立公園のトレッキングツアーに参加すれば、ハイキング、乗馬、ヤクの荷車トレッキングなどを体験できます。また、伝統的なゲル(遊牧民の住居)に滞在するのも貴重な体験になるでしょう。

モンゴルの伝統にじっくりと浸りたい方は、街の中心にあるスフバートル広場へ。様々なイベントや屋外コンサート、本場の料理を楽しむことができます。その後は、モンゴル国立博物館を見学し、古代から脈々と受け継がれてきたモンゴルの文明と歴史について学びましょう。

2. グリーンランド、ヌーク

フィヨルドに驚嘆し、ザトウクジラに会いに行こう。

山々を背景に岩で覆われた海岸に佇むカラフルな家屋。
ヌークのカラフルな家々。写真提供:Shutterstock

北極圏の宝石、ヌークは温かく結束力のあるコミュニティとサステナビリティを重視した文化が特徴の都市です。エコツーリスト、自然愛好家、野生生物写真家には最高の旅行先です。

古代の氷河により削り出されたグリーンランドのフィヨルド(高い崖に囲まれた狭い入江)は、まさに自然の驚異です。のこぎり歯のような岩と苔に覆われた高くそびえる崖に囲まれたフィヨルドを巡るヌーク・ウォーター・タクシーツアーに参加してみましょう。息を呑むような滝や氷河時代の氷河の名残を見ることができます。運が良ければ、ザトウクジラに会えるかもしれません。

陸に戻ったら、セルミティアク山頂までハイキングして、街のパノラマビューと受賞歴のあるカラフルな建築を楽しみましょう。または、博物館を訪れて、グリーンランドの歴史に触れる時間を取るのもよいでしょう。まずはグリーンランド国立博物館・公文書館を訪れ、先住民イヌイットの文化について学びましょう。次に、ヌーク美術館を見学し、グリーンランドの現代美術の多様なコレクションを鑑賞してください。

3. ポルトガル、マデイラ諸島

リモートワークを満喫し、アイランドホッピングに出かけよう。

山々を背景に、緑が美しい海岸沿いに佇むオレンジ色の屋根の家や建物。
マデイラの漁村。写真提供:Shutterstock

マデイラ諸島の4つの島々は、アフリカ北西岸のすぐ沖にあり、夢のように美しい自然に満ちています。世界中からここに集まる人々が訪れるのが、ポンタ・ド・ソルのデジタル・ノマド・ビレッジです。ここは、リモートワーカーを島の居住者として支援するコミュニティです。フンシャルの街にある無料のコワーキングスペース、インターネット、コミュニティイベントなど、島で提供されるリソースは誰でも利用することができます。柔軟な働き方ができるなら、2025年の夏はこの南国のパラダイスを拠点にしてみてはいかがでしょうか。

ビジネスで訪れた人も、気軽な旅行者も、有名なレバダ・トレイルで自然散策を楽しんだり、ホエールウォッチング・ボートツアーに参加したりできます。また、モンテパレス熱帯庭園でエキゾチックな花々やアフリカの彫刻が並ぶ美しい庭園内を散策するのもおすすめです。

4. ポルトガル、ファロ

自然公園や野生生物を見に出かけ、趣のある海沿いの町に滞在しよう。

黄金の砂浜のビーチに佇む白い家々が並ぶ海沿いの街。
ファロの海岸の眺め。写真提供:Shutterstock

近年、リスボンやポルトが注目を集める中、南部の都市ファロも、絵のように美しい海沿いの街としての魅力を増しています。ファロには、リア・フォルモザ自然公園があり、ラグーンボートツアーでは、絶滅危惧種、塩性湿地、多様な鳥類など、保護された美しい自然を観察することができます。また、この街はアルカルヴェ海岸へのアクセスも良く、マリーニャ・ビーチベナジル洞窟などの自然の驚異を巡る旅の拠点としても理想的です。

のんびり過ごしたい方には、ファロ・マリーナで新鮮なシーフードをふんだんに味わって、遊歩道を散策するのがおすすめです。港に立ち並ぶヨット、ブロンズの人魚像、趣のある地元のお店を眺めながらゆったりとしたひとときを過ごしてください。近くには、息を呑むほど美しいファロ大聖堂Se Catedral de Faro)や、サンタ・マリア教会にある1,200以上の人間の頭蓋骨が飾られた人骨堂などの歴史的建造物もあります。

5. 台湾、高雄

屋台料理を楽しみ、幸運を呼ぶアートを見に行こう。

池のそばにそびえる2つのカラフルな高い塔。その根元では龍と虎の彫刻が大きな口を開けて訪れる人を迎え入れています。
蓮池潭の龍と虎。写真提供:Shutterstock

台湾第2の都市、高雄は、豊かな芸術と文化にあふれています。駁二芸術特区(Pier-2 Art Center)では、大規模でインタラクティブなアートインスタレーションや現代美術を楽しむことができます。蓮池潭(Lotus Pond)龍虎塔(Dragon and Tiger Pagoda)には、鮮やかな赤と黄色の寺院の中に伝統的な中国美術の数々が展示されています。龍の口から入り、虎の口から出ると、幸運に恵まれると言われています。

ご家族全員で楽しめる場所をお探しなら、高雄の中心部にあるドリーム・モールがおすすめです。台湾最大のショッピングセンターでありながら、遊園地としても楽しめ、観覧車も併設されています。もう少しロマンチックな雰囲気がお好みなら、歴史ある愛河(Love River)のリバークルーズや公園でライブ演奏を楽しむのがおすすめです。そして、台湾旅行で忘れてはならないのが夜市です。瑞豊夜市は地元の人にも観光客にも人気の夜市です。

6. セネガル、ダカール

アートを楽しみ、歴史を知ろう。

海岸沿いに並ぶ茶色と赤の家々。近くにボートが浮かんでいる。
ダカールのゴレ島。写真提供:Shutterstock

砂漠と海が出会う街、ダカールは、職人技の伝統と表現が深く根付いた場所です。地元で人気のアートには、砂やガラスを使った絵画などがあります。黒人文明博物館(Musée des Civilisations Noiress)にはこれらのアート作品が展示されています。9,000点を超えるコレクションはアフリカの歴史と創造的な表現を豊かに伝え、古代の伝統的な芸術から現代アート、音楽、映画に至るまで、アフリカの多様な芸術に触れることができます。

また、ユネスコ世界遺産に登録されているゴレ島にも足を延ばし、大西洋奴隷貿易の歴史を伝える奴隷の家(La Maison des Esclaves)にもぜひお出かけください。教育的、感情的に深く訴えかける場所です。

7. イタリア、パレルモ

ミシュランの星を楽しみ、建築の驚異を見に行こう。

砂岩でできた建物に隣接する岩の多い海岸線。
美しいパレルモ。写真提供:Shutterstock

シチリアは食の宝庫と言われ、ミシュランの星を獲得したレストランが23軒もあります。シチリアの州都パレルモは、この地域の豊かな歴史と美食に触れることができる場所です。賑やかなバッラロ市場沿いの屋台から高級レストランMECでの食事まで、この街は食通にとっての楽園です。

美食が花開くパレルモは、歴史と芸術が見事に融合した街でもあります。ぜひ訪れてほしいのが、市内で最も古く、最も神聖な地域にある美しい建築の象徴、パレルモ大聖堂です。また、イタリア最大の劇場で、世界的に有名な音響を誇るマッシモ劇場で公演を観るのもおすすめです。もし怖がりでなければ、カプチン派のカタコンベのツアーも一興です。パレルモならではの文化の一面を感じられ、ほの暗い墓所の中を歩くのは厳粛で畏敬の念を覚える体験です。最後に、街から車ですぐのモンデッロ・ビーチの柔らかな砂浜でリラックスするのもお忘れなく。

8. スペイン、ビルバオ

グッゲンハイム美術館を訪れ、バスク料理を堪能しよう。

明るい色の家や建物に囲まれた川。
ビルバオの旧市街。写真提供:Shutterstock

多くの人がビルバオを「グッゲンハイムの街」と呼び、美術館がこの街の国際的な認知度を高めたとされています。しかし、ビルバオは美術館だけの街ではありません。都市再生プロジェクトにより、広い遊歩道や緑地が整備され、ビルバオは欧州で最も歩行者に優しい都市の1つになりました。すべての見どころが徒歩圏内にあるこの街の魅力をご紹介します。

景色の良いビルバオ・リバーウォークを進むと、カスコ・ビエホ(旧市街)や壮麗なサンティアゴ大聖堂にたどり着きます。街の素晴らしい景色を眺めたいなら、ケーブルカーでアルチャンダ山に登りましょう。最後に、バスクの豊かな食文化を楽しむのも忘れずに。バスク・ローカルのガイド付きウォーキングツアーでは、ピンチョス(スペインのタパスに似たバスク料理)と地元のワインについて学ぶことができます。

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9. フランス、ニース

ビーチでくつろぎ、世界最古のジャズ・フェスティバルに参加しよう。

建物や木々に囲まれた美しい青い海岸線のパノラマビュー。
コートダジュール。写真提供:Shutterstock

フランス南部の都市、ニースは、「フレンチ・リヴィエラの宝石」として知られる、地中海の岩の多い海岸沿いにひっそりと佇む街です。プロムナード・デ・ザングレを散策し、高級ビーチクラブ、有名ホテル、美しい海辺のレストランを眺めながらゆったりと過ごしましょう。この街が、なぜピカソをはじめとする著名な芸術家を魅了してきたのか、すぐに分かるでしょう。しかし、ここには海やビーチだけにとどまらない発見がたくさんあります。

ニース・ジャズ・フェスティバルは世界の中でも特に歴史のあるジャズ・フェスティバルの1つで、この8月に77周年を迎えます。このフェスティバルには世界中から何千人もの音楽愛好家が集まり、世界最高峰のジャズプレーヤーの演奏を楽しみます。次に、カラフルな旧市街を訪れましょう。歴史的な大聖堂や、サレヤ広場などの新鮮な農産物を売る青空市場の散策をお楽しみください。芸術や歴史に興味がある人は、芸術家の功績を称えたシャガール美術館ピカソ美術館が必見です。そして最後に、豪華さとスリルを求める方には、ニースから1時間未満で行ける隣国モナコのカジノ・ド・モンテカルロをおすすめします。

10. モロッコ、マラケシュ

スークを訪れ、隠れた砂漠の宝石を見に行こう。

複雑なタイル細工が施された開放的な中庭の真ん中にある小さな噴水。
マラケシュの秘密の庭。写真提供:Bluehour Labs

夕日に照らされ、黄金に輝く街を見たことがありますか?象徴的な赤い粘土の壁で知られ「赤の街」と呼ばれるマラケシュは、建築好きにとってまさに楽園です。しかし、バヒア宮殿などのランドマークで見られる輝く砂岩や複雑なタイル装飾は、この街の魅力のほんの一部に過ぎません。

ジャマ・エル・フナ広場の市場(スーク)では、買い物や路上パフォーマンスを楽しんだり、屋台料理を味わったり、料理教室にも参加できます。その後は、公共の浴場(ハマム)に立ち寄り、スパトリートメントを満喫し、エキゾチックな植物が茂り、2つの美術館があるマジョレル庭園をゆっくりと散策しましょう。マラケシュは山や砂漠への冒険の旅の理想的な拠点でもあります。アトラス山脈を眺めながらのハイキングや熱気球ツアー、アガファイ砂漠をラクダやATVで巡る体験もおすすめです。

11. メキシコ、プエルトバジャルタ

美食を堪能し、スキューバダイビングやサンセットを楽しもう。

ターコイズブルーの海と、山々や木々に囲まれたアパートスタイルの建物があるビーチ。
プエルトバジャルタからの海の眺め。写真提供:Shutterstock

バンデラス湾の真ん中にあるプエルトバジャルタといえば、何と言ってもビーチが思い浮かぶかもしれません。しかし、このリゾート都市は美食家にも人気の旅行先です。毎年恒例で10日間開催されるインターナショナル・グルメ・フェスティバルは、メキシコを代表するグルメイベントです。料理の技を究めた、最高の美食が集まる祭典をぜひ体験してください。このイベントは、近年ますます盛り上がりを見せており、有名シェフやレストランが参加するライブイベントやテイスティングなどの体験も楽しみのひとつです。

プエルトバジャルタは、LGBTQ+の旅行者にとって安全で居心地の良い空間としても知られています。ソナ・ロマンティカ(旧市街)地区には、LGBTQ+文化を称え、活気あふれるバーやクラブ、イベントが集まります。ロスアルコス国立海洋公園には、スキューバダイビングやサンセットボートのツアーなどがあります。またバジャルタ植物園を訪れて、エキゾチックな蘭の温室を見学するのもおすすめです。

12. 南アフリカ、ヨハネスブルグ

サファリを満喫し、博物館(とコミコン)を楽しもう。

広大な街の空からの眺め。
ヨハネスブルグのスカイライン。写真提供:Shutterstock

ヨハネスブルグのエネルギーには、何か引き込まれるような魅力的があります。だからこそ、「アフリカのニューヨーク」と呼ばれることもあるのでしょう。ヨハネスブルグには、やるべきこと、見るべきことがたくさんあります。まずは2つの代表的な場所、マンデラハウスアパルトヘイト博物館を訪れましょう。この国の民主主義への道のりを学ぶことができます。

多くの人が野生生物を体験するためにアフリカを訪れ、エコツアーも豊富にあります。近くのピラネスバーグ国立公園では、ガイド付きゲームドライブ、セルフドライブルート、ウォーキングサファリ、熱気球ライドなどを体験できます。もう少し穏やかな体験がしたい方は、ゴールド・リーフ・シティ・テーマパークで、お子様連れのご家族向けの金鉱ツアーやスリリングな乗り物もお楽しみいただけます。

もしかすると、最もエキサイティングなイベントの1つは、ヨハネスブルグ・エキスポセンターで開催されるコミコン・アフリカ2025かもしれません。漫画、アニメ、ゲーム、ポップカルチャーのファンなら、2025年のバケーションプランにぜひ組み込むことをおすすめします。エキサイティングなパネルディスカッション、コスプレコンテスト、そして限定アイテムが満載のマーケットプレイスが待っています。

13. ハワイ、マウイ島

マラソンに参加し、絶景の中ドライブを楽しもう。

山が迫る海岸線に見える輝く青い海。
ハワイの魅惑的な美しさ。写真提供:Shutterstock

壊滅的な山火事からの復興が道半ばではあるものの、マウイ島は心ある旅行者を再び温かく迎え入れています。2025年には、第55回マウイマラソンが開催されます。マラソンはどこで開催されても走者や観客に感情と誇りを呼び起こすものですが、熱帯の楽園ハワイを舞台にしたこのレースはひときわ魅力的です。

マウイ島の西海岸には、地元のレストラン、ショップ、見どころが数多くあります。中でも、ハワイの文化、物語、宴を一度に体験できるオールド・ラハイナ・ルアウはおすすめのスポットです。次は、曲がりくねった道をドライブして熱帯雨林、滝、山々を巡る風光明媚なハナ・ハイウェイに出かけましょう。ハイウェイ沿いで寄り道したいのが、映画ジュラシック・パークのロケ地として有名なガーデン・オブ・エデンです。その後は、ハレアカラ国立公園に向かい、ハレアカラ火山の山頂からの息を呑むような日の出をぜひ体験してください。

14. トリニダード・トバゴ、ポート・オブ・スペイン

カーニバルを楽しみ、サメのサンドイッチに挑戦しよう。

木々に囲まれた白い砂浜の静かなビーチ。
静かなマラカス湾。写真提供:Shutterstock

トリニダード・トバゴのカーニバルは「地球上で最も素晴らしいショー」と呼ばれています。カーニバルは世界中で行われる自由の祭典ですが、ここではクリスマス直後から灰の水曜日まで祝祭が続き、3月3日と4日には大規模なストリートパレードが開催されます。毎年春、人々は首都に押し寄せ、音楽、ダンス、カラフルなコスチュームを楽しみます。今年のデザイナーたちは伝統とモダンを見事に融合させ、コスチュームをさらに進化させています。アフロ・カリビアン文化の魅力に浸る絶好の機会です。

しかし、カリブ海の活気ある文化に浸る方法はこれだけではありません。街の中心部にあるクィーンズ・パーク・サバンナは、歴史的な記念碑を巡りながら散策できる文化の中心地です。その後は、王立植物園へ足を運んでみましょう。マラカス・ビーチでは、街の賑わいを逃れ、美しい白い砂浜と有名なサメのサンドイッチを楽しんでみてください。

15. コスタリカ

自然とつながり、劇場に出かけよう。

ジャングルの中の吊り橋の上を歩く赤いバックパックを持った女性。
吊り橋を渡る。写真提供:Shutterstock

コスタリカの哲学「プラ・ヴィダ(純粋な生活)」は、楽観的で温かい精神を反映しています。その精神を具現化しているのが国際合唱祭で、2025年にぜひ参加したい革新的な音楽体験です。コンサート、ワークショップ、その他のコラボレーションイベントを通じてコスタリカの合唱団や世界中から集まった演奏者の歌声を楽しむことができる、音楽好きには絶好のイベントです。

コスタリカは自然とのつながりを求める旅行者を惹きつけています。アレナル火山国立公園などの人気スポットでは、緑豊かな熱帯雨林をハイキングしたり、天然温泉でリラックスしたり、島の豊かな生物多様性を楽しんだるすることができます。スリルを求める人には、モンテベルデ雲霧林でのジップラインがおすすめです。

もう1つの人気スポットは、現代の舞台芸術の保存と多様化を目的とした施設であるコスタリカ国立劇場です。ガイド付きツアーに参加したり、建物の歴史を学んだり、壮大なパフォーマンスを鑑賞したりしましょう。劇場を出る前に、有名な天井画「コーヒーとバナナの寓話(Allegory of Coffee and Bananas)」を見るのをお忘れなく。

16. 香港

餃子に舌鼓を打ち、緑の広場でくつろごう。

ライトアップされた高層ビルの街並み。
香港のダウンタウン。写真提供:Shutterstock

穏やかな気候、カラフルな花々、豪華なイベントが揃う「アジアの世界都市」は、2025年春の旅行先に最適です。中でもランタンフェスティバル(元宵節)は見逃せないイベントです。街中で春の始まりを告げる色とりどりのランタンが建造や通りに飾られます。また、多くの人々が家族で香港ディズニーランドを訪れ、「博物館」の中で骨董品が動き出す、ミスティック・マナーなどのアトラクションを楽しんでいます。

エキサイティングなひとときを楽しんだ後は、かつての軍事拠点が美しい緑地に変わった歴史的な九龍寨城公園でリラックスした午後を過ごしてみてはいかがでしょう。街の素晴らしい景色を眺めるなら、ピークトラムに乗ってビクトリア・ピークに登るのがおすすめです。また、香港を訪れたからには、テンプル・ストリート・ナイト・マーケットで餃子やマンゴープリンもお試しください。

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17. イリノイ州、シカゴ

湖畔でのひとときを楽しみ、多彩な魅力を探しに行こう。

夜、灯りがともった湖畔の高層ビルの街並み。
シカゴのスカイライン。写真提供:BlueHour Labs

印象的なシカゴのスカイラインは、ミシガン湖沿いに堂々と広がっています。世界中の観光客が、この街の素晴らしい建築、美しい湖畔、魅力的なグルメを求めて訪れます。シカゴは音楽、特にブルース音楽の街でもあります。6月に開催されるシカゴ・ブルース・フェスティバルは、世界最大の無料のブルース・フェスティバルで、音楽愛好家やシカゴとブルースのつながりに興味がある人にとっては忘れられない体験となるでしょう。これはダウンタウンのミレニアム・パークで開催される多くの無料イベントの1つに過ぎません。このパークには彫刻クラウド・ゲート(通称「ザ・ビーン」)やその他の屋外アート作品が展示されています。

シカゴでは音楽だけでなく、あらゆる芸術が称えられています。シカゴ美術館などの有名な美術館を訪れたり、シカゴ川建築ボートツアーに参加したりしてみましょう。そびえ立つ高層ビルや印象的なデザインを眺めながら、この街の有名なスカイラインがどのように生まれたのかを知ることができます。シカゴには、都市の中にいくつもの小さな都市のような地区が点在しており、歩いて回りやすいエリアも多くあります。ハイドパークピルセン地区などで、ゆっくり1日を過ごし、土地の文化や暮らしに浸ってみてください。

18. スペイン、マヨルカ島

美しい海岸線を眺め、夢のようなショッピングを楽しもう。

日没時、花に囲まれた水辺に佇む古い石造りの大聖堂。
パルマ大聖堂。写真提供:Shutterstock

マヨルカ島西海岸に位置するパルマは、スペインのバレアレス諸島最大の都市です。2025年には、アンティグオ・アクアパークでマヨルカ・ライブ・フェスティバルが開催され、夏の旅行先として人気の高いこの都市がさらに注目を集めそうです。この多ジャンルの音楽フェスティバルでは、島に25,000人以上が訪れ、ロラパルーザにも匹敵する盛り上がりを見せます。過去の出演者には、ブラック・アイド・ピーズ、クリスティーナ・アギレラ、ミューズなどが名を連ね、壮大なセラ・デ・トラムンタナ山脈を背景にしたステージが印象的です。

活気あふれる首都パルマは、ショッピング、水辺のレストラン、活気あるストリートライフが充実しています。ポルティソルでウィンドセーリングのレッスンを受けた後は、パルマのカスコ・アンティグオ(旧市街)を散策しましょう。ゴシック様式の荘厳なパルマ大聖堂ラ・アルムダイナの王宮も見逃せません。近くには有名な樹齢600年のオリーブの木が立つプラカ・デ・コルトや市内最古の市場、サンタ・カタリナ市場もあります。

19. ベルギー、ブリュッセル

夏のフェスティバルを楽しみ、コンサートを堪能しよう。

歴史的建造物に囲まれた、人々で賑わうライトアップされた広場。
旧市街のグラン・プラス。写真提供:Shutterstock

フランスとドイツの中間に位置するブリュッセルは、しばしば「欧州連合の心臓」とも呼ばれます。ベルギーの首都であるブリュッセルは多文化主義の街で、7月から8月にかけては魅力的なフェスティバルが開催され、夏の旅行先として最適です。今年の注目イベントには、毎年恒例の歴史的なパレード、オメガング・ページェントがあります。カラフルな衣装、中世の音楽、ベルギーの伝統文化が華やかにパレードを彩ります。このパレードは、市内でも特に有名で美しいランドマークの2つであるノートルダム・デュ・サブロン教会からグラン・プラスへと続きます。そして、フィナーレを飾る花火は夜空を鮮やかに彩ります。

ぜひ訪れてもらいたいもう1つの名所は、街の象徴ともいえるアトミウムです。これは、鉄の結晶構造を巨大化した大きなモニュメントです。ここで素晴らしい写真を撮った後は、BOZARでクラシックコンサートやジャズ公演を鑑賞してはいかがでしょう。次に、サンカントネール公園の中心にある凱旋門を訪れ、そこから、ヨーロピアン・クォーターで活気あるダイニングシーンを満喫してください。

20. チリ、サンチアゴ

アンデスを目指し、ワインの産地を巡ろう。

前景には高層ビルが立ち並び、背景には山々がそびえる大都市の空からの眺め。
サンチアゴのサンセット。写真提供:Shutterstock

シカゴのロラパルーザを8月まで待てないなら、2025年は3月に開催されるサンチアゴのフェスティバルを訪れてみてはいかがでしょうか。このフェスティバルは、アンデス山脈の美しい景色を望む巨大な公園、ビセンテナリオ・セリージョス公園で開催され、子供と家族のための専用エリア(キッザパルーザ)も設けられています。しかし、サンチアゴの魅力は周辺の丘陵地に隠されています。日帰りツアーを予約して、アンデス山脈を馬で走ったり、サンチアゴのワイン産地、マイポ・バレーで五感を開放したりする体験を楽しんでみましょう。

この地域に滞在している人は、サンチアゴの街に点在する「島のような丘」の1つ、サン・クリストバルの丘に、ケーブルカーで登ることができます。そこから歩いて歴史あるアルマ広場に向かい、チリ国立歴史博物館を訪れてみましょう。または、タクシーで少し移動して人権記念館を訪れるのもおすすめです。この記念館は、チリの過去の不正義を振り返り、平等と尊重の未来を目指すプロジェクトです。現代のチリ文化を味わうなら、有名なベラヴィスタ地区で過ごしてみましょう。ストリートアートや食事、ギャラリー、活気あふれるナイトライフを存分に楽しむことができます。

21. テネシー州、ナッシュビル

音楽を楽しみ、ホットチキンを味わおう。

夕暮れ時の川面に映る街のスカイライン。
ナッシュビルのダウンタウン。写真提供:Shutterstock

「音楽の街」の名にふさわしく、それ以上の魅力にあふれる街、ナッシュビル。ブロードウェイ・ストリートにはバンドの生演奏が響き、訪れる人がバーで共に歌っています。街の至る所でカウボーイハットやカチカチ音のなるブーツが見られ、アメリカの音楽の中心地の1つとしての雰囲気を感じられるでしょう。街の中心にあるのが、スカマホン・シンフォニー・センターです。2025年の注目プログラムには、アカデミー賞5冠に輝いた映画グラディエーターの生演奏付き上映があり、ナッシュビル交響楽団がその名曲を演奏します。

アメリカのカントリーミュージックの中心地として、カントリー・ミュージック殿堂博物館は見逃せないスポットです。もう1つの必見スポットは、音楽産業全体における黒人の貢献を伝え、称える国立アフリカ系アメリカ人音楽博物館です。音楽の旅の締めくくりには、歴史あるライマン公会堂を訪れてみましょう。このロックの殿堂の名所では、現在もショーが開催されています。

もちろん、ショーやコンサートも楽しいですが、ブロードウェイ・ストリートのバーで偶然出会うライブバンドの演奏には格別の魅力があります。カントリー、ブルース、ロックを聴きながら、ナッシュビル名物、Prince’s Hot Chickenのスパイシーチキンに舌鼓を打ちましょう。豊かな音楽の伝統、活気あるナイトライフ、そして南部ならではのホスピタリティが融合するナッシュビルは、音楽やカルチャーを愛する人にぜひ訪れてほしい街です。

22. コロラド州、デンバー

アウトドアスポーツを楽しみ、アート、ビール、コスプレを満喫しよう。

大きな赤い岩の隣にある屋外スタジアムのベンチ。
レッド・ロックス・パークの日の出。写真提供:Shutterstock

デンバーと言えば、素晴らしい自然のトレイルや世界有数のスキー場が思い浮かぶ人が多いでしょう。しかし、コロラドの魅力は自然だけではありません。7月にコロラド・コンベンション・センターで開催されるファン・エキスポ・デンバーは、SF、ホラー、アニメ、ゲームの人気イベントです。何千人もの参加者とともに、有名人と交流したり、コスプレ・レッドカーペットを歩いたり、限定グッズを購入したりしましょう。

その後は、デンバーの充実したハイキングコースを楽しみ、デンバー植物園で驚くべき豊かな生物多様性に触れてみてください。できれば、レッド・ロックス・パークとアンフィシアターでのショーもお見逃しなく。自然に形成された岩のステージの上に音が響き渡り、空に星が輝く中で音楽を聴くのは、魔法のような時間です。

デンバーは、グラフィティを芸術として受け入れた最初の都市の1つでもあります。デイリー・ブロックアーティザン・アレーなどのエリアを巡るグラフィティツアーで、街のストリートアートの歴史と文化について学んでみませんか。

23. ニュージーランド、クライストチャーチ

公園や緑地を楽しみ、ウイスキーを堪能しよう。

背景に豊かな水辺が広がる緑豊かな農地で母ヒツジの後に続く3頭の子ヒツジ。
クライストチャーチの緑豊かな海岸線。写真提供:Shutterstock

ウイスキー愛好家のみなさんに朗報です。クライストチャーチで開催される2025 ドラム・フェストでは、地元の蒸留所で作られた最高のウイスキー、専門家によってペアリングされた料理、ライブ音楽をお楽しみいただけます。クライストチャーチには、ニュージーランド最古の植物園、クライストチャーチ植物園をはじめとする多くの公園や植物園があり、ニュージーランドの「ガーデンシティ」と呼ばれています。もう1つの人気スポットは、オラナ野生動物公園で、ここは他に類を見ない開放的な環境で動物と触れあえる動物園です。また、クライストチャーチ・アート・ギャラリー(Te Puna o Waiwhetu)は、屋外展示でマオリアートを紹介しながら、緑豊かな空間を取り入れていることで知られています。

もっとアクティブなアウトドア体験をしたい方は、近くのポート・ヒルズでのハイキングや美しい景色が楽しめるゴンドラがおすすめです。ワイパラのワイン産地は市内から車で1時間弱の場所にあり、ワインテイスティングの日帰り旅行に最適です。または、近隣のカイコウラに出かけ、ドルフィン・エンカウンター・カイコウラでイルカと一緒に泳ぐのもいいでしょう。

24. アルゼンチン、ブエノスアイレス

タンゴを楽しみ、オペラを堪能しよう。

屋外でタンゴを踊る赤いドレスを着た女性と男性。
タンゴの芸術。写真提供:Shutterstock

毎年8月、ブエノスアイレスの街はダンスと音楽で活気づきます。アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスでは、毎年恒例のタンゴ・デ・フェスティバルとタンゴ・ワールドカップが開催されます。2025年は、このイベントが22周年を迎え、市内各地でライブダンスや音楽演奏が繰り広げられます。タンゴは、アルゼンチン文化の象徴であり、地元の人々にとっての芸術表現です。情熱と自由な表現を称える祭典をぜひお楽しみください。

タンゴにそれほど興味がない人は、国立美術館や、世界屈指のオペラハウスの1つとされるコロン劇場などの文化的な名所を巡るのがおすすめです。その後は、ブエノスアイレスを象徴するラ・ボカ地区に向かい、カミニート・ストリートでライブパフォーマンスやカラフルな家々を見ながら散策してみましょう。アウトドアがお好きな方には、パレルモの森がおすすめです。庭園でゆったりと自然の中を散歩したり、きらめく湖でパドルボートをお楽しみいただけます。

25. プエルトリコ、サン・フアン

ピニャ・コラーダを楽しみ、異世界のような輝きを見に行こう。

大きな窓とバルコニーを備えた明るくカラフルな家。
サン・フアンのカラフルな通り。写真提供:Shutterstock

カリブ海のターコイズブルーの海に浮かぶプエルトリコは、手つかずのビーチと深い熱帯雨林に囲まれた島です。そんな場所でピニャ・コラーダが生まれたのも不思議ではありません。今年の7月には、この象徴的なドリンクを称えるピニャ・コラーダ・フェスティバルがサン・フアンで開催されます。40軒の参加バーやレストランに立ち寄ってフェスティバルの宝探しに参加しましょう。または、5月末には、LGBTQ+のストーリーを描き、称える国際映画祭、プエルトリコ・クィア映画祭が開催されるので、この時期に訪れるのもおすすめです。

島に滞在中に、歴史あるサン・フアン旧市街を散策し、16世紀に建てられたサン・フアン大聖堂を訪ねてみましょう。2025年のもう1つの必見スポットは、プエルトリコのモスキート湾です。ここは、映画アバターの世界から飛び出してきたような景色が広がる人気の観光地です。バイオルミネッセンス・ベイ(発光生物の湾)とも呼ばれ、ガラス底のカヤックに乗り、マングローブの木々の下で幻想的に輝く光景を目の当たりにすることができます。また、エル・ユンケ国立森林でスリル満点のジップラインアドベンチャーに挑戦するのもおすすめです。

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